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なぜ定着しない??訪問看護の離職対策〜マーケットイン的看護師理解

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なぜ定着しない??訪問看護の離職対策〜マーケットイン的看護師理解

「また看護師さん変わったの?」

訪問看護事業を運営していると、地域のケアマネさんや利用者さんから指摘を受けることないですか?

「なぜか看護師さんが定着しない…」

「○○さんとは合わなかったから仕方がない…」

 

このような状況をこれまで多くの訪問看護事業者さんの相談で目の当たりにしてきました。実は、定着しない原因の多くは会社が引き起こしているケースが少なくありません。

 

今回は「人材の定着=人材の活性化」を目標に看護師さんという職業人について会社側の理解を促進し、どのような具体的施策をとるべきか紹介していきます。

 

目次

1、看護師を理解することが難しい理由
1−1看護師を理解する意味とは
1−2市場価値が高い看護師資格 

2、看護師さんを理解するために必要なコツ
2−1看護師さんの働く価値観を解説
2−2マーケットインの発想で看護師理解を促進 

3まとめ

1、看護師を理解することが難しい理由

1−1看護師を理解する意味とは

事業者さんからの相談の際に「看護師さんには常識が通用しない」「意見がぶつかる」という話を耳にします。

そう話す事業主さんの気持ちも分かりますが、逆に看護師さんの理解に努めることですれ違っている状況が大きく好転するチャンスです。

そもそも看護師という仕事は、事務職、経理職、営業職などとは性質がまったく異なります。その前提を改めて考えていきましょう。

 

1−2市場価値が高い看護師資格

働き盛りの20代〜50代の看護師さんたちは、本人たちが仕事がたくさんあるということをよく知っています。

求職者1人あたりの求人数をあらわす有効求人倍率(厚生労働省「職業別一般職業紹介状況令和2年2月分)では看護師は全国平均の1.45倍よりも多く2.60倍となっています(リハビリ職は3.10倍)。

看護師の資格自体が施設基準などに紐づく資格のため、これまでの職場で優遇されてきた過去をお持ちの方も少なくありません。

 

また、求人が多いということは、再就職がしやすいことにもつながります。このような労働市場の背景もあり、看護師さんの離職に対しての心理的ハードルは潜在的に低いといえます。

看護師という資格だけでも市場価値が高く、さらに自社に合う人を採用することは簡単ではありません。この現状を知っていただくと戦略を考えずに採用を行うことがいかに難易度が高いかということか分かっていただけるはずです。

いかがでしょう?採用・定着を推進するためには「看護師さんを理解しないと大変だ…」という気持ちが少しずつ大きくなってきませんか?

 

 

2、看護師さんを理解するために必要なコツ

2−1看護師さんの働く価値観を解説

これまで200名以上の看護師さんの対面での転職支援を通して得た、看護師さんの根底にある働く価値観について私がヒアリング、マッチングで重要視している考えをご紹介していきます。

看護師さんは労働者であると同時に看護師です。ちょっと分かりにくい表現ですが、看護師さんの多くは労働者としてよりも看護師としてのアイデンティティを持って働いている方が多くいらっしゃいます。それは養成校での教育や、臨床で「患者/利用者さん」を中心にどう看護師として関わるかという経験を重ねた背景があります。

さらに、看護師さんの中では言語化がうまくできないながらも哲学的に「〜といった看護」を提供したいという看護の価値観である看護観を持っています。

これは、重要なコミュニケーションをする際に単に経営者→労働者の構図で伝えてもうまくいかないということを意味します。ここで大事なことをまとめると、

 

・看護師さんは労働者であるよりも看護師である

・看護師さんとしての大切にしたい看護観をもっている

・「患者さん/利用者さん」を軸としたコミュニケーション作り

 

2−2マーケットインの発想で看護師理解を促進

ビジネスで置き換えると、看護師さんたちは医療についてのスペシャリストであり、看護観を通じて患者さんの課題解決を一生懸命取り組む、素晴らしいビジネスパーソンです。そして、市場(医療の質)やサービスを利用する患者さんという顧客の患者さんの立場に立っています。

このような顧客が必要とするものを提供していこうというマーケットインの発想で看護師さんの働く価値観を理解し、看護師さんが重要視している価値観を中心にコミュニケーションしていくという視点で捉えると、より理解しやすいかもしれません。

ポイントは決して会社中心ではないという点です。これらを理解して関わることで劇的に相互理解の促進が期待されます。

 

3まとめ

人材の定着と一口に言っても、ただ会社の言う通りに長期間会社のために働いてくれるというそんな都合の良い人はいません。働き方や働くこと自体についての価値観が多様になっている今だからこそ、今回紹介したような働き手の看護師さんを真摯に理解することが必要です。

訪問看護事業における人材の離職・流出は、地域のケアマネさん・患者/利用者さんの信頼低下に直結します。信頼の低下は医療・介護サービスというビジネスの特性上、最初は目に見えないかもしれませんが、徐々に非常に大きな経営リスクとなりえます。

そうならないためにも、働くスタッフが活性化されケアマネさんや利用者さんの信頼をつくっていく、離職対策を通じてあなたの訪問看護ステーションで活躍できる人が増えることが目指すべき訪問看護の経営ではないでしょうか。ぜひ今日から「理解」の姿勢を実践してくださいね。

 

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この記事を書いた人

會田 朋也(あいだともや)

會田 朋也(あいだともや)

會田朋也(あいだともや)/作業療法士
大学卒業後、作業療法士として約9年間の臨床を経て、作業療法士として培った広く深い視点を活かし、2015年より3社、医療福祉系の事業の立ち上げに参画、医療福祉の就業環境改善を目指して日々取り組んでいます。
医療福祉業界は働く人が輝くことが患者様、利用者様にとって一番の安心につながると思い、医療福祉業界を世界一働きたい職場に!をモットーに人材活用を推進中。
特技はイベント企画・運営で4〜7.5万人規模のイベントを主催してきました🙌

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