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採用を強化し生き残る施設になるための方法とは!?

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2020.01.13  HRmaker編集室

採用を強化し生き残る施設になるための方法とは!?

介護施設も冬の時代。

現在、ある施設では満室で何百人待ち。ある施設では空室だらけで募集をかけても人が集まらない状態と状況が2極化しています。

団塊の世代の大量利用者の時代が終われば、一旦利用者の波はおさまって新規利用者は減少していきます。そのため、その時に建てられた施設は余剰状態となり、過多となった施設はどんどん潰れていくことになります。

そのため、施設の責任者、管理者、人事担当者は、それを防いで勝ち残れる施設となれるように、マーケティングの策を講じることが大切です。

今回は、採用、集客の面から具体的なマーケティング方法についてお伝えします。

 

目次

1.内部の人事体制の強化

2.システム化やITの導入

3.スタッフのアイデアや知識を生かしたマーケティング

4.施設のオリジナリティを見つける

5.地域のニーズにあわせていく

6.まとめ

 

1.内部の人事体制の強化

まずは内部のマンパワーをしっかりと把握する必要があります。

  • ・必要なところに必要な人材が配置されているのか
  • ・能力やスキルに応じた人材が適切なポジションにいるか、
  • ・全体的に人数は足りているのか

など、施設全体の人の配置やマンパワーを考慮しておく必要があります。

もし、適切な部署に人が配置されていないと、本来まわっていくはずの業務が滞り、人件費に対して非効率な働きしかできない結果となりますので、それぞれの能力に応じた配置が大切です。

そのためには、内部人材のスキルや能力をよく把握することと、人間性なども含めた本来備え持っている素養なども見極めていくことが大切です。

もう一つは、組み合わせの問題もあります。例えば、ある人はとても有能なのだけれど、ある人の下でなら能力が発揮できるけれど、ある人の下では能力が発揮できないというようなことがあります。

あるいは、もっと身近な問題では、ある人とある人の性格が合わないというような人間関係の問題がある場合もあります。そのような全ての人の配置にかかわることに常に敏感になっておくことが必要です。

 

2.システム化やITの導入

現場ではなかなか言い出しにくい、費用のかかるシステムの導入やITなどを導入して、できるだけコストを抑えながらも現場が効率的に回る手段を講じるということです。

小さな施設では、このような大規模な改革は難しいですが、小さなことでもよいのです。スタッフ一人一人がデスクをもち、PCがあるとか、メールやスマホなどでコミュニケーションがはかれる体制を作るなどのことでよいと思います。

さらに、先進のITシステムなどを取り入れる施設も増えてきていますが、施設の規模など小さい場合は、それほど大きな改革は難しいのが現実です。

簡単な方法としては、PCでスケジュール管理を行ったり、日報やタイムカードなど提出などが行えるなどでも大変時間を削減することができます。

これで、無駄なペーパーワークも無くなり、施設としてもコスト減となります。
最近は、アプリなどで便利なものもあるので、こういったものも便利です。

 

3.スタッフのアイデアや知識を生かしたマーケティング

働いているスタッフのアイデアや知識を十分に生かすことが大変有効なマーケティング方法となります。

例えば、現場スタッフが困っていることなどをしっかりと聞き取り、どのようなアイデアがあればそれを解消していくことができるのかなど、内部から新たな発想や取り組みをくみ取っていくことが重要です。

これは、人材の有効活用にもなりますし、一方で外部にコンサルティングを依頼したり、なにか別のことで費用が必要になることもないので、コストを抑えることにもつながります。スタッフ間で良いアイデアを出し合い、それを実現していくのは、大変有効なマーケティング手法となります。

 

4.施設のオリジナリティを見つける

また、少し見方を変えて、施設を外部から眺めてみましょう。そうするとどういった施設であれば、利用者さんは選びたいと思うでしょうか?

いまたくさんある施設の中で、ここを利用してみたいと思える施設にすることです。そのためには、その施設の独自性やオリジナリティがあることが最も大きな利用者を惹きつけるポイントとなります。

それは何かを考えるのが、管理者や運営側のミッションとなりますが、まずはニーズをしっかりと把握して、どのような施設がいま求められているのかを考えていく必要があります。

 

5.地域のニーズにあわせていく

そして、一番大切といっても過言ではないのが、地域のニーズを把握するということです。どのような地域にあるのかによって、そのマーケティング方法はがらりと変わってくるはずです。

高齢者の多い過疎の地域にあるのか、比較的若い人が多い団地や住宅地域にあるのかという立地状況。

さらに、その地域の人の人柄や人間性などもあるかもしれません。交流や人とのつながりを大切にする地域もあれば、利便性や機能性を大切する地域もあるでしょう。プライバシーなどに敏感だったり、個を大切にするか、共同性を大切にするか、などによって施設の設備なども変わってくるかもしれません。

まずは、その地域のことをよく知り、ニーズを把握していく必要があります。

これはもしかすると、施設を設立する時にすべきことと思われるかもしれませんが、そんなことはありません。

施設がスタートしてからも、常に変革していく必要があります。もっというならば、時代のニーズにあわせていくことこそ、生き残る施設となる必須条件です。同じ地域でも、時代の流れにより、利用者も変わっていきますので、常に社会の動きに敏感になり、その時代に必要な施設となっていくことが大切です。

 

6.まとめ

このように施設の生き残りのためにはいくつかのできることがあります。

施設の責任者、管理者、人事担当者は、それを防いで勝ち残れる施設となれるように、「マーケティング」の策を講じることが大切です。

このようなポイントを抑え戦略的に組織で協力していくことが重要です。

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この記事を書いた人

HRmaker編集室

HRmaker編集室

採用・集患/集客など病院、医療施設、介護施設のお悩み解決をするため「医療介護の採用をアップデートしたい」という思いで医療介護の実践的な採用のヒントを発信していきます。

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