HPの求人情報を整備するメリットとは?<②実践編>
前回までは、HPの求人情報を整備するメリットの総論についてをご紹介してきました。
→HPの求人情報を整備するメリットについて① はこちら
今回は、リクルートサイトに必要なポイント4つをご紹介していきます。
ポイント①徹底的に求職者視点で
よく陥りがちなこととして、自分たちの伝えたいことばかりを羅列した自己満足採用サイト…
自分たち採用側・働いている側の視点ではなく、求職者・これから働こうとしている側の視点で見るようにしましょう。
「これがあればきっとわかるだろう」ではなく
「求職者さん達が応募することに対してどのような不安を持っているのか?」を考え、不安を解消できる情報を提供しましょう。
ポイント②働く人を紹介して働くイメージづくり
これから働こうとしている人にとって一緒に働く人たちはどのような人なのか?
これは私たちが求職者さん達に直接ヒアリングして来た中で職場探しに関する相談や質問で多く挙げられるもののひとつです。
新卒であれば、働く大人-社会人をイメージできること
はじめての業界であれば、未経験でも活躍している人がいるというイメージができること
転職であれば、これまでの経験をどうやって活かせるか、またどうやってキャリアアップしていけるかというイメージができること
求職者さん達はそれぞれ背景が違うという前提で、色々な背景の方々がそれぞれ抱いている疑問を解消できるイメージを、サイト内で提供できることが重要です。必ず、入れていただきたい項目ですね。
ポイント③現場の雰囲気を伝える
雰囲気はなかなか伝えにくい部分かもしれませんが、写真とスタッフさんのインタビューを交えて客観的な情報として紹介できることが必要です。
この雰囲気というのは、入社後の定着の部分にも影響する情報だと思います。できればイメージを作りすぎてギャップが生まれないようにできるだけ脚色のないものである必要があります。
また、可能であれば雰囲気を伝えるという部分で最も効果的な方法として「動画」が挙げられます。写真や文字情報よりも短時間で圧倒的に情報を提供することが可能となりますので、ぜひ活用してもらいたいツールの一つです。
求職者さん達にとって気持ちよく働けるのかどうかを判断してもらうためにも、現場の雰囲気を伝えられる情報を用意しましょう。
ポイント④組織のミッションで価値観のすり合わせを
組織や会社が掲げているミッション(目的や理念)を、求職者と共有しておきましょう。
人材採用においてミッションの共有は大変重要です。昨今は特に何を目指して運営されている企業なのか?という視点は働く人たちにとって重要視されています。
単に条件を見て入社する方たちは、会社に対して思い入れが薄くなりやすく、良い条件や少し期待と違う部分があれば転職行動に移りやすいというリスクがあります。特に会社で成果を出してもらえる可能性の高い、方達にとってはミッション=ここで働く理由について納得感を持てることが非常に重要です。
また、いくらスキルが高くても、ミッションに共感してもらえない人が組織に入ると、後々組織として良くない影響が出る可能性もあります。
最後に…
上で伝えた4つのポイントですが、これらを写真と文章だけで伝えようとすると、かなりの労力が必要になります。
特に文章で伝えようとすると、説明の文章が長くなってしまいやすく、求職者さん達に必要な情報が伝わりにくい・見つけてもらう前にサイトを離脱されてしまう…
などせっかく用意したものが活かされない恐れがあります。
相手の心に響くものを作る上で、途中でもご紹介した「動画」を活用するという手は非常に重要です。
1分間の動画は、文字で構成された3600ページ分の情報量があると言われています。短い時間で ”グッ” と求職者の心を掴むためには非常に有効ですよね。
採用において「HPの求人情報を整備するメリット」についてこれまでご紹介してきましたが、
整備する上で、必要な項目を揃えていき、その項目の情報を動画や写真、文字などどの方法で届けていくか考えることが必要です。
求職者さんの不安を解消しながら、機会を損失しないように明日から少しずつ整備してみてください。何事もいきなり変えるのは難しいと思います。少しずつPDCAを回して、一緒に採用成功を目指していきましょう。
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